車に関わる税金って何??

車には税金がかります。初めて車を購入する人だと、どんな税金があるのかよくわからないということもあるでしょう。そこで、車の購入に必要な税金の種類を見ていきます。
自動車税・軽自動車税
自動車税とは、車を所有するすべての人が納める義務のある税金で、毎年4月1日に車を所有している人に課税されます。
2019年の税制改正に伴い、同年10月以降に購入される新車登録車から減税対象となっているため、これから新車を購入する方は負担が減る形になります。
排気量によって金額の区分があるため、車種は同じでもグレードが違うと自動車税が変わることがあります。
ただし、軽自動車は、車種やグレードに関係なく一律10,800円のままです。
自動車重量税
自動車重量税とは車両の重量に課される税金で、車検のタイミングで車検証の有効期間分(初回は3年、その後は2年)をまとめて支払います。
普通車の場合、0.5トンずつ重くなるほど税額も高くなります。軽自動車の場合、これも自動車税と同じく、車種にかかわらず定額です。
ただし、車が古くなるほど自動車重量税は上がり、新規登録から12年まで、13年から17年まで、18年以上と3段階で上がる仕組みになっています。
環境性能が優れた車は、エコカー減税などが適応され、減税・免税になる場合もあります。
環境性能割
2019年の税制改正に伴い廃止された自動車取得税に代わって、環境性能割という新しい税金が設けられることになりました。
今までの取得税と同様に、自動車を取得した時に課税されます。
環境性能割は、燃費性能に応じて課税額が変わるため、燃費がいい自動車ほど税率が軽減されるのが特徴です。
消費税
車の購入でももちろん消費税がかかります。
車本体とオプション品、さらには代行手続きの費用など、法定費用以外の金額にはすべて消費税がかかることに注意してください。
少しでも節約したいなら増税前に購入しましょう。
このように、車の購入にはさまざまな税金がかかります。
税金をとにかく安く抑えたいなら軽自動車ですが、燃費性能によっても税額が変動するため、一度どれぐらいの税金がかかるかを計算してみるといいかもしれません。
※本記事は2021年3月時点での記事です。