シエンタ、クラウンのリコール
2023/04/06
令和4年から令和5年に生産したシエンタ、クラウンの一部車両につきまして、令和5年4月6日に下記内容のリコールを国土交通省へ届け出しました。
ご愛用の皆様にはご迷惑をおかけし誠に申し訳ございませんが、トヨタ自動車からの案内が届き次第、最寄りのネッツトヨタ三重各店にご来店日時などをご相談いただいた上、お早目に点検・修理をお受けいただきます様お願い申し上げます。
お客様のご愛用車が対象車両かどうかは、リコール等情報対象車両検索でご確認いただけます。
1.不具合の状況
(1)運転支援装置のAHS*において、制御プログラムが不適切なため、走行用前照灯(ハイビーム)が自動消灯の直後に再点灯する場合、配光制御ができなくなることがあります。そのため、警告メッセージが表示し、ハイビームが点灯しなくなるおそれがあります。
(2)後部左用座席ベルトのバックルにおいて、保持構造が不適切なため、座席内部に落ち込んで座席リクライニングができなくなることがあります。その状態でリクライニング操作を行うと、バックルが損傷して当該座席ベルトが正しくロックできず、最悪の場合、走行中にベルトが外れるおそれがあります。
(3)スチール製ディスクホイールにおいて、プレス設備の管理が不適切なため、ディスクが形状不良となり、リムとの溶接強度が不足しているものがあります。そのため、溶接部に亀裂が生じ、最悪の場合、ディスクホイールが破損するおそれがあります。
*アダプティブハイビームシステム:周辺環境と運転状況に応じて、ハイビームの配光を制御し、前方視界確保を補助するシステム
2.改善の内容
(1)全車両、前照灯用制御コンピュータのプログラムを対策仕様に修正します。
(2)全車両、バックル取付部の保持用バンドを対策品に、バックルを新品に交換します。
(3)全車両、ディスクホイールの製造番号を点検し、該当する場合は良品と交換します。
3.対象車両
メーカーサイトよりご確認ください